悲しいかなその喪失が今日の 僕らたらしめてしまうのだから 下を向いてるしわくちゃな日々も 上手に描ける あれは六月 どしゃ降りの夜で 「答えなどない」と唄う僕に 「それが答えかも」と笑う君が 世界をまわした つぎはぎの願い事灯りにして 三日月の端っこにぶら下げる いくら口をゆすいでも 言ってしまった言葉薄まらない 破れてしまったこころ 縫い繋げてくように 春を吸って夏に溶けてく 孤独が不安がまだ明日が怖いのは 闘っているから今日も逃げないから 理想が現実が 綺麗事ばかりじゃきっとないけど いつかきっと懐かしい唄になるから いつまでも僕が僕でありますように 嘲笑われたりしない人生が 僕らの生きる意味ではないから 馬鹿にされても揺るぐことのない あなたでありますように