記憶は曖昧だった 救いようもないが 僕を信じてくれるなら 君だけには必ず 証言台に立って 話すべきことがあるんだ 真実に似せた様な 悪夢の続きしか見れないんだ 大切なものに銃を向けるような 心がえずく様な 審理の狭間に閉じ込めていた 知りたくもない悪夢の正体を 僕は僕が大嫌いなペテン師だった 笑っちまうよな 正義だとか 正しさとか 本当は根拠は足りなかった 君は天使だった 眩しかった 出会ってしまった 塗り固めた僕の心 君が簡単に捲った 積み上げてきた僕の持論 君が簡単に壊した 壇上の仮面の裏側 有罪のプロセキューター 嗚呼また僕は此処に立った 罪のない人を悪と謳った きっと僕にわかるはずもないと 信じることが足りなかった 君はどうだ 崖に立ったそんな僕でさえも 一緒に堕ちるつもりで手を差し 伸べられるか 正確に見えるような ガラクタな言葉の破片踏んだ 歩けば歩く程 ひたむきさが痛い 馬鹿げた異議を唱えた ように見えたキミが正しかった 自分自身を騙し生きた罪を裁いてよ 大事だった 忘れていた わかりたいとか 信じたいとか 守りたいとか 誰かを思うこともなかった 君は天使だった 眩しかった 出会ってしまった 塗り固めた僕の心さえ 剥がれ落ちた 思い出した 僕の正体は 正義だとか 正しさじゃない 結局は愛を持てなかった 君は天使だった 眩しかった 出会ってしまった 塗り固めた僕の心 君が簡単に捲った 積み上げてきた僕の持論 君が簡単に壊した 壇上の仮面の裏側 有罪のプロセキューター