最遠 閉じていく 船になる 正解は求めない その中で 愛を据える あるとすれば 関係ない街が 手を剥がす 明けない 星影の 涙で ためらう ささやく 膨らみの 彼方に 最果て 通りすぎて みえないくらい 色褪せた印画紙 意識の外を 歩く ふいに映る なくした色をして 居座りの 恋に落ちて 雨が降れば 言葉すら用はない 消え入る 陰の落ち葉 朝になって 辺りを照らすから 目を凝らす 儚い 連なりの 間で 差し込む ささやく 辟易の さなかで 手を伸ばす 明けない 暗がりの 間で ためらう ささやく 包容の 彼方で 何もかも 夢のような 夜になれば 写真は足りないが 消え去る 陰のオブジェ 楽になって あなたをみていたら みえない手を振る 最後に報せて つたない踊りで 今日も振り撒いて