薄い薄い綿飴みたいな月 夜の11時34分に出す手紙 いつもより素直になれたわ でも絶対明日になれば 少し恥ずかしい 私が幸せな時 あなたはいつも疲れてるね だんたん だんだん 呪いみたいに言うの 好きだよ 頬に落ちた最後のしずく 私と一緒 未練がましいね いつもなら素直に聞けたわ 少し変わった景色が なんだか嬉しいのに 怖いのは 一度変えてしまえば きっともう元通りには できないからかな あなたが幸せな時 私は笑ってるふりをする 息ができなくても幸せだった 雲で蓋をした空が 懐かしいけど思い出せない匂いが 私に言うの 自由だわ