無愛想な太陽は 僕のまぶたを 引っ張って 剥がして 朝日に変わっていく 気だるさが飲み込んで 降り積もる雪のよう その指先に触れたい 春風が吹いたら あふれてくるんだって 花曇りと君の声 髪も仕草も全部 見たこともないほどに 素敵だよって笑うよ 階段をすっ飛ばしてさ 転げ落ちるのは嫌だね 相思相愛じゃ足りないな 仕方ないだろ 花束みたいにね 寄り添いあっていれたら それだけ、それだけなの 春風が吹いたら あふれてくるんだって 花曇りと君の声 髪も仕草も全部 不思議な世界へと連れてってくれ 君との地獄なら尚更行きたい 春風が吹いたら あふれてくるんだって 花曇りと君の声 髪も仕草も全部 見たこともないほどに 素敵だって笑うよ 君はまるで 降り積もって ほどけていく 細雪のよう