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漂流パラダイスホテル

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  • 2025.02.12
  • 3:59
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歌詞

カティーサークのソーダ割り 氷は溶けて水溜りのコースター 置き去りの午前10時 カーテンは砂まじりの風で渚揺れ 諦めがちにシャツを羽織り ホテルのカウンターでキーを返し 型落ちのサファリの サンバイザー下ろして 走ってる夏は終わりそうで空は高く なのに汗だけが浅く残る 甘い絶望でかきむしる胸も 辿り着けない街も 僕らがいた八月から 遠くはないところにいるかな? 何かとんでもないことが 忘れられた気がしてるのさ 壊れたクーラーに辟易して 窓は全開で車道をなぞる 曖昧に堕落した たっぷりあった後悔は 読み潰して破れかけてる ポケットのアフォリズム なぁいつになれば 約束したあの午後の隙間の 木漏れ日をさぁ 縫うように過ごした日々に 「戻れるのさ!頼むからさぁ!」 ハンドル叩いた手が痛む いつのまにか擦られてた ラジオで僕の言葉もザラる 湾岸線は寂れた弧を描き 濡れて焼けた誰かがいた 街灯が薄ぼんやりとさした もう戻れない場所を思い出す 僕らがいた八月から 遠くはないところにいるかな? 何かとんでもないことがまた 忘れられた八月が 終わりに近づき僕は ひとりぼっちな車で 街をひとまわりして もといた部屋に帰り 繰り返した日々

このアルバムの収録曲

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BOND LOST ACT
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