鏡の欠けたところで目が合った と・な・え・る・の 「助けて深淵ちゃん……!」 停電の予報が奔った 地獄も内に抱え待った 君に会えるかもね 傷が殖えても 誰も気づいてはくれないの……! 裏庭中の憂鬱で 花束を結って 深淵へ導いてあげる 救ってあげるから 私のこと ずっと見つめてて 憂鬱を分け合ってあげる 匿ってあげる だからずっと見つめさせて? 愛を塗した視線が欲しかった 秘密の舞踏会日向の斜向かい 瞼と帳 降る夜の三時 遠くなる太陽 灯りが消えても怖くないから ねえ、深淵に落ちてゆこう やみをみるほど きみはせんめいに 闇帯びるほど 光る鮮烈に 君も視線が欲しかったの? 深淵へ導いてあげる 救ってあげるから 私のこと ずっと見つめてて 憂鬱を分け合ってあげる 匿ってあげる だからずっと見つめさせて?