覚えたてのタバコセブンティーン 学も無く歩く夜の街 隠れて吸う事がルーティン セブンスターの味は濃かった 泥に塗れて着る作業着 ブロックを運ぶ夜の街 ミッシェルを聞く帰り道 留まる事がこわかった セブンスターから ラッキーストライクへ 退屈から スモーキンビリーへ 叫んだ歌を歌ってた 叫んでは息を吐いていた 歌が何よりも救いだった 愛されるよりも好きだった あれからさ もう十年が経ち まだ歌えて幸せだと思うよ 変わらない為に変わり続けるよ 歌うよあの歌の続きを 機材車に揺られて蠢く俺の鼓動は ステージという名の春を待ってる タバコの匂いが残るライダースを 君の匂いで 消した 青い春を辿った 性懲りも無く 人を傷つけて オーライ どうだって? 往来 何時だって 人故に君を苦しめる 27に俺たちは 27 風の中で 27を待っていた 27も待っていた トゥエンティーセブンキルミー 青春の全てを置き去りにする音圧で 駆け抜けて生きた 僕自身はどうだろう 程度の低い嘘を 見分けられるくらいで俺は 大人になった気がしたんだ ゆっくりとは真逆に進んでいく 秒針は止まらず 切先は燃えていく 幾度と別れを告げたろう 27に俺達は 27の風の中で 27を待っていた 27 も待っていた セブンスターから ラッキーストライクへ 退屈から スモーキンビリーへ