君はもう覚えていないかな あの頃の日々を いやもう思い出す気も ないのかも知れないけど あの時からそうだった いつも覚えてるのは私で 君は優しく目を合わせて 頷くだけなんだ 「春は苦手なんだ」と話す君は 桜色がよく似合ってた 矛盾している君を横目に見て こっそり泣いていた 眠れない夜 胸のざわめき 大好きなあなたの声 思い出しては 息が詰まる 私との恋は味がしないと 吐き捨てた君の背中 3年前の春から 私は動けずにいる 私も忘れたりしてるかな あの頃の日々を いや私だけ覚えてるのはもう 嫌なんだ 今の君はどうなった 絶対他の子じゃダメでしょ でもね、 今の私だってあなたとは合わないよ 秋の風が頬を撫でると 冬の訪れが恋しくなる 凍るような冬の風はこの気持ちを 飛ばしてくれるから 眠れない夜 胸のざわめき 大好きなあなたの声 もう忘れたよ 味もしないわ 口下手な君の儚い表情 このまま見ずに過ごせば 3年前の春から歩き出せる 気がしてる 眠れない夜 もういつきても 胸に言い聞かせながら 初雪の日の 太陽みたいに あの頃の写真 置いて歩こう そしたら変わる気がする 君が嫌いだった春から 私の好きな春へと 君が嫌いだった春から 私の好きな冬へと