白銀色の街にポトリ落ちた 小さなロマンス とても小さなロマンス 瑠璃色の夜にキラリ光った 星のウィンク それは私たちを照らした さみしさがわがままに火を点け とけて なだれ よろめく鼓動 恋心をダッフルコートに 隠しちゃおう ふたり占めしよう 季節が通りすぎていくまで 澄ました顔して 白銀色のことばポツリ言った 「帰ろうか」 それはあなたのちょっとした嘘 乾くほどわがままが芽吹いてく とけて なだれ よろめく鼓動 飛びこんだの ダッフルコートに あなたごと ひとり占めしたいよ この雪が忘れ去られるまで そ知らぬふりして シトリンを散らした空 100カラット輝くウィンター 映画のよう いやきっとそれ以上 でも あなたより欲しいのは無いのよ 恋心をダッフルコートに 隠しちゃおう ふたり占めしよう 季節が通りすぎていくまで 澄ました顔して 飛びこんだの ダッフルコートに あなたごと ひとり占めしたいよ この雪が忘れ去られるまで そ知らぬふりして