寒空の下、孤独に身を震わせ 果てしなく伸びる道をただ歩いた 薄暗く薄汚れた冬の道を かじかむ手を温めてただ歩いた 気づけば辺りは静かで讃美歌だけが 響いた 心を奪われる 調に抗い狂いそうになる この街の空は狭く、 星ひとつ見えない かすんで前すら見えないのは 涙のせいじゃない 粉雪とエゴイズム 道で倒れた男が叫び喚く そこに何も無いかのように人は歩く 黒が群がるソイツと目を合わすけど 削れた心の僕はまた逸らした 痛みさえいつかどこかで 落としてきたみたいでさ 思い出そうとしたけれど、 すぐ考えるのをやめた この街の夜は暗く、何一つ見えない 無くしたものばかり焼きついた 瞳などいらないよ 暗闇で独りきり この街で僕は独りさまよい歩いてる 哀しみも苦しみも何もかも引きずり 歩いてる 未来を呪いながら この街の空は狭く、 星ひとつ見えない かすんで前すら見えないのは 涙のせいじゃない 粉雪とエゴイズム