最後に吹いた 生ぬるい風は 埃を運んで それっきりだった いつまでたっても お呼びはかからない 夢見てたいのに 目が冴えすぎてる ひとりでに光る マテリアルは不詳 捻った頭は ツノになってきた ブレイカー外して 飛び出した地底人 新しい光が目を刺した 渇いた期待を一身に背負って 世界を出し抜いてよ 試されている 8ピース楽団 その遊び方に 正解はない ガラスケースの中 窪んだ目凝らせば 知りたくなかった 自分がいた スピーカー繋いで 持てなした異星人 淀んだ空気に目が眩んだ 白くなる頭で 差し出す手を掴んだ 「君は僕なんだよ」 またあの嫌いな音が 感覚を奪い去っていった ニューフェイス気づいたみたいだ 喉の先までは飲み込んだ 歓迎の拍手を ブレイカー外して 飛び出した地底人 新しい光が目を刺した 渇いた期待を一身に背負って 世界を出し抜いてよ