気付けば空っぽの誰かも 日々に期待して 経験をほんの少しずつ 頭に詰め込んでいく バンドを始めた頃のこと 嫌になった頃のこと 価値の重さも関係なく 俺らのもんだろ 失くしたあとに そんなこともあったねと 口が裂けても 言いたくなかったのに 漏れ出した思い出の数だけ 新しいことを詰め込んでく 忘れたことを忘れることに 目をそらし続けて来たんだろ 先延ばしした青春の絶命に 時計の針が届く前に つまらない正解を買って 孤独だけ意味がなくなったよ 漏れ出した思い出の数だけ 新しいことを詰め込んでく 所詮はただの死ぬ人間さ それでもその日来る前まで 明日からまたくだらない日が 気取って笑って俺の昨日になる