薄暗い雲の下 寒空が涙に変わる 僕しかいないはずの夢は いつか覚めることを知った 孤独が怖くて 虚飾を纏った 僕を飲み込む 破壊の音 眩暈はそっと 嘘を包む 想いさえ届かなくて 信じるモノはひとつでいい 決意 翳(かざ)していく 踏みにじられた記憶 何もかもをかき消していく 大切な物も偽りで 抉られた光 消えゆく 繰り返されていく 終わらない闇を 赦し 切り裂く 裁きの剣 凍える黒が 僕を刺して 吐き捨てた 言葉が舞う 悲しい想い 交錯して 硬く閉ざされた 冷たい霧 侵食する 高鳴る鼓動 蝕む 差し伸べた手が 歪んでいく それでも 気づかないまま 孤独が怖くて 虚飾を纏った 罪の幻 打ち砕いて 目を閉じ眠る 僕を包む 白い世界 微睡んでいく 僕しかいないはずの声が 深く突き刺さる