哀しすぎるほど痛みのない 終わりがまた来てしまった 何が僕をこうさせるのだろう 地獄へまた近づいていく 君を見つけた季節は 真っ白な雪に包まれて かじかんだ体を暖めあったね いつかくる別離の影で もっと降り積もってこの目を潰して 身動きもとれない位に かすかに笑う君の面影が 思い出せなくなるまで <♪> 増えた傷跡を眺めながら 堕ちた自分に酔いしれるのだろう 君を見つけた季節は 真白な雪に包まれて お互いの孤独を慰めあったね 永遠はあきらめていたけど もっと降り積もってこの目を潰して 身動きもとれない位に 血のかよわない怪物はここで ただ叫び続けるから もっと憎みきって存在をせめて 君のなかで生きていかせて 抉りとられた想い出はいつか 粉雪のように溶けていく