エリカの憂い

歌詞

朝露 溶けぬ心 空想 見透かすように 細く射し込む日差しは つまらない悪戯に似ていた 他人の瞳に映った 私の姿は 偽物だ 今日はさようなら またね、はいらない 可憐に咲く 花のように 一度儚く生きて そっと枯れたいの もう貴方居ないから 朝も夜も 春も冬も 何もかもが映画のように 私を置き去りに 巡る ただ巡っている 知性の実のせい？ 嗚呼 世界 濡れた様な 赤色に恋焦がれ 目にするもの 全てがそう煌めいて それら皆 幼き日無知ゆえに 生きることも 死ぬことも 平等にただ在るの 首元の香り 冷めた視線の先 隠したい 私は全てを ここに隠したい 雨が降り 日は照らし 水面に姿映るのに どこか他の人間のように こちらを見ているの 底知れない敬虔さで 何かを信じてたかった 熱に思考預け 生きていたかった 貴方が今も私への 無関心に身を窶すから 全てが針のように 私を刺して痛むのです これは罰だと思うのです