Track by路傍の石
雨降る冷たい冬 吐く 息 とても白い 歳月 時の流れ 彼女は もういなくて 傘差し 待ちぼうけて 心は ここに在らず 魂 何処へ行く 黄泉から 幽世へと 彼女の影を見た あの時の姿のまま 彼女は 笑っていた まるで 手招くように 僕の眼が奪われていく 揺蕩うように舞って 誘う 蝶が羽ばたき 空に消える いっそ僕も共に連れて行って 彼女が手招いてる あの時の笑顔で 吸い込まれるように 僕は歩み出した 僕の眼が奪われていく 揺蕩うように舞って 誘う 蝶が羽ばたき 空に消える 影は僕と共に消えた