十七 春に家を出て 年を誤魔化し 夜の街 母もこの街 居そうでさ 探し歩いて 風と泣く 十九の秋に 喧嘩して 傷を負わせて 罪を着る 街を追われて 夜汽車乗り 我が身 恨んで 風に泣く あぁ誰を・・・ あぁ 恨む・・・ ♪ はたちの春に 知り合った うぶな女を 泣かせたよ ひとり出て来た 田舎町 話聞かされ 風と泣く 病い侵(おか) され 苦労させ 何も出来ずに 悪かった 母が死んだと 聞かされて 一緒に泣いて くれたヤツ女 あぁ 何を・・・ あぁ 恨む・・・ ああ 我が身・・・ あぁ 恨む・・・