窓を開けて 目を細める 街を駆ける光も 風に乗って消えるような 絶え間ない夢を見る 言葉だって要らないくらい 世界が終わる速度で 分かり合ってしまえば 誰も傷つかなかったでしょう? 形も残せないなら、いつかは。 その手で切り裂いて 足りない空想を探すけれど それでも光は消えないで 治らない熱病の中にいる 思い出して それはいつか 飾らない午後の匂い 覚えた欲望で僕ら汚れていく モルヒネ、溶け出して 形も残さないでいて 「いつかは」その声を切り裂いて 足りない空想を探すけれど それでも ただ笑っていて! 君は眩しい場所で言う 「いつから僕らは間違った?」 足りない本能で首を振って それでも 光は消えないで 治らない熱病の中にいる 君はもう