両手いっぱい抱えた愛と 彷徨い歩く 行くあてもなく 掴みかけた雲の先に 君は待っててくれるかな 雨上がりの匂いは 君が横切ったみたいだ 冷え切った心を 優しくあたためてくれる もしも僕が生まれ変われるとしたら 雨にでもなって この世界を繋げようか もしも明日世界が無くなるのならば こんなことも思わずに済んだのかな 雨上がりの匂いは 街に涙残して消えた さよならも言わず 窓辺に仰ぐ日も 灯火 陰る日も 星屑 爆ぜても 君と僕を浮かべよう 風青し さ乱れ 泣き止む五月雨 僕らの世界が夏に染まってく もしも僕が生まれ変われるとしたら 傘なんてなくて 雨の中を歌っていようか もしも明日世界が無くなるとしても この雨をその身で抱きしめながら