変わっちまったキャベツは 諦めて歩き出す 君、言わないで 本当のことは 四六時中うらめしや 花柄もヤニまみれ 鳥、飛ばないで 花、咲かないで どっちだってどっちだって どっちだっていいのに どっちだってどっちだって どっちだっていいのに 始まりますよ。準備だ 美容室だ菓子折りだ うわー忙しいな ダメ、Etc 恥ずかしいかな、読んだ 生き方のやり方が おまもり代わり 大丈夫、やれてるわ 私まだ夢の中、夜がまだ明けぬまま 時が流れてゆくからさ 落ちていく 庭先で 渦になる 穴が空く 花もしずくもみんな吸い込まれてく 最高の夜だ このままでいいや 僕の憂いはこのままでいいや 最高の夜だ このままでどうだ 君の憂いもこのままでどうだ 最高の夜か 穴ぐらじゃないか どっちだっていいか そんなわけないか 車輪の様なガラガラについた 糸くずと泥で繭を作ろう 私まだ背泳ぎで四限目の鐘の中 空を眺めていたらさぁ 白い花火、黒い花火 綺麗、怖い、痛い、欲しい 少しとろけて くずれて変わる 私まだ日々の中 今日がまだ明けぬまま 意味を数えていたけどさ 幾つ目を登る時 意味のない穴を見た 花もしずくもみんな吹き出していた どっちだってどっちだって どっちだっていいのに どっちだってどっちだって どっちだっていいのに 変わっちまったキャベツは 諦めて歩き出す 君、言わないで 本当のことは