気づいたら溺れてた 息継ぎさえ忘れるほど 心がなみなみだったの 表面張力みたいに ここじゃ涙すらも乾かない 冷たさに驚く海のなか あたたかな抱擁、 思い出せば会いたくなる きみはシュノーケル ぼくのシュノーケル ひとりでは滞る酸素 シュノーケル きみはシュノーケル ふたりならどこまでもゆける シュノーケル ぼくのシュノーケル 一呼吸分だけでいいよ あとどれくらいここにいてもいいの かな ぜんぶ終わってしまうなら はじめからなかったみたいに 魚にまぎれてしまえば ぼくたち自由になれるの 身体のほとんどが水なら 想いもいずれ泡になるのね さざなみきらめきだした すべてに泣きたくなる きみはシュノーケル ぼくのシュノーケル 息ができない きみのせいで シュノーケル きみとシュノーケル ふしあわせの海は青いね シュノーケル ぼくのシュノーケル 手を繋いだまま堕ちてゆけば ねぇ、天国は海の底にあるみたい きみはシュノーケル ぼくのシュノーケル ひとりでは滞る酸素 シュノーケル きみはシュノーケル ふたりならどこまでもゆける シュノーケル ぼくのシュノーケル 一呼吸分だけでいいよ あとどれくらいここにいてもいいの かな もう少し あと少しだけ そばにいて