でもねあたし知ってるんだよ 一人肩震わせ泣いている夜を 誰かの肩に寄りかかることが 簡単に出来る人が羨ましいよね 分かっているけど認めたくないこと 胸につっかえて飲み込んだ言葉 貼り付けた笑顔の裏側のことも 言わんでもいいから大丈夫 一人になりたいのに 一人じゃ単純に寂しいんだ 私たちって弱い 誰だってそうだろう 期待して求めて突き放してるんだ 私はあなたじゃないから 分かったフリはしないけれど 全てが明るく照らされなくても 一粒の涙が今の光なんだよ でもねあたし知ってるんだよ 消えてしまいたかったあの夜を ぎゅっと靴紐結んだあの朝を 日々を生きようとするあなたを