繋いだ手が離れたら また一人になるのでしょうか 君を指でなぞっても 温もりはもう 残って無いのでしょうか 君が綴った言葉が 差し込んだ陽に照らされて 返す宛ても無いまま 僕は手に取ってそっと目を運んだ まだ溢れているんだ 涙が、後悔が、僕を呼ぶ声が 朝焼け色に染まった二人の姿が このままどうか変わらぬように 今はこの歌が君まで届くなら 魔法よ解けないでいて ねえ、話をしようか 僕らの未来の行く先のどこかへ 答えて 今ここで声を聞かせて 痛みを堪えて 歩く自信など無いんだ けど、もう行きたいんだね 気付かなくてごめんね ただあと少し傍に居させて 今はこの歌が君まで届くなら ちゃんと聞いて 朝焼け色に染まった二人の姿が このままどうか変わらぬように 一番綺麗な思い出になるように 安らかにおやすみ