いつだって見ていたい 気づけばそうだった お決まりの告白は 僕には、らしくない そう拗らせがちな僕だった 声にならない時だけが過ぎて行く 「綺麗だね」と誤魔化すように 筋書きに居ない僕がいたんだ きみがいる世界は まるで映画みたいだ 予告も挟む隙間さえない 紡いでくエンドロールまで 寄り添って どんな些細な出来事も 全部映していきたい 見逃せない毎日は これほど美しい 綺麗事ばかりじゃない 喧嘩や嫉妬も 胸が痛むような瞬間も かけがえない、こんなにも愛おしい どんなにすごい名作にも 名曲にも引けを取らない きみがいるこの世界は まるでドラマみたいだ 息も忘れるほどの場面も 明日へ続いてく物語 2人どんな結末が 待っているのだろう 茜色の空に 水平線が滲む 煌めく雲がきみの頬に映る きみがいるこの世界は まるで映画みたいだ エンドロールもずっと まだ先でいいから このフィクションじゃない 特別な瞬間を抱きしめていたい ずっと...