夜行列車は朝6時に 旅人を連れてくる 乾いた風を頬に受け まぶしげに目を細めて こう言うわ 美しいところだと まるで夢か映画のよう もしもここで暮らして いたなら幸せだろうって 私にはただ退屈な景色 ほかの生き方なんて 知らないわ この町で生まれて 死んでいくの 遠すぎる あなたの住む世界は <♪> 誰もが皆腕を広げ 旅人を受け入れる あなたは無邪気な笑顔で ありがとうと繰り返す そして言うわ 優しい人ばかりだと まるで親友か家族だ いつかふたたび訪れるまで 忘れないでって 私には毎日同じ景色 普通が何かなんて知らないわ 二度と会えないこと わかっている 遠すぎる あなたの住む世界は <♪> 夜行列車は朝6時に 旅人を連れてくる 花売りは線路に座って その時間を待ってる