遠く光るかすかな陽にみちびかれ やがてたどり着いた この場所で 息もできず 溺れそうになる日々に 手を振って 別れ告げた 空の色 海の青さえ見えなくても 夜明け前 聴こえたのは この胸を(たたく)音さ 半透明のメロディーたちが パレットの中で 色付き出す 始まりの(始まりの)予感 思い通り混ざらなくてもいい 君にしかない筆で明日を描けば いつか かがやく 前を向いて見つけた笑顔の裏に 昨日耐え忍んだあしあとが 歩くたびに塗られてくわたしの道 少しだけ楽しくなる ひとりひとり生まれ持っている 違う色を 大切にできたなら透き通ってゆく (はずむ)こころ まっさらだった 白いキャンバス 気づけばこんなにも色付いてる 始まりは(始まりは)あの日 知らない感情 気づかされてく 澄んだ旋律 響け 届け 想いの先に 輝く 綺麗な色ってどんなだったかな 忘れそうになる日も 隣を見れば思い出せるよ みずいろに光る 道を 進みたいんだ 純透明のメロディーたちが パレットの中で 混ざり合って 始まりをうたう 思い通り混ざらなくてもいい ここにしかない 筆で 描けるさ どこまでも 輝け