新しい世界に 違和感がひしひしと沸いて 鏡に映っては 見慣れずに あの日の思い出を 握り締めたまま今日になった 太陽の光に照らされて ひとりぼっちじゃ怖いよ 今日から見知らぬ坂道を歩いて 思い描く旅路が 誰も同じじゃないのは分かってる それでもいいよ なんてさ 明日また会おうねって もう口癖になってしまった だって私のすべてが詰まってたんだ 退屈なあの日に 電車のホームでは 反対側に面影を見る 抜け殻の私は誰からも いっその事帰ろうか 臆病な背がひとつポツンと俯く 思い描く未来が 退屈な過去を変えていくと思ってた 変わる景色に目がまわる 明日また会おうねって そう約束したはずだったんだ 握りしめてた思い出の中 退屈なあの日に もう戻る事はできない せめて友達のまま ずっといられれたらな それだけでいいのにな 一歩を踏み出したら そよぐ桜並木に そっと包み込まれていくよ ぎこちない足取りで歩いた 響くチャイムの音が 何度も懐かしく思わせてる 私のすべてが詰まってたんだ 退屈なあの日に