放課後の屋上の手すりから 成績表 千切って投げ捨てた ひらひらと風に吹かれて どこかへ飛んで行け! 紙切れで人生が決まるなら 僕たちの意思なんて意味がない 今 見ている夢でさえ 軽すぎる花びら 成績が悪いわけじゃないのに なぜルールを破って反抗的な態度で どんなことを伝えようと言うのか? 大人たちには指示されない 自分の道は自分で決める ペーパーテストで採点されて 正解率で順位つけられても… 僕が何を考えてるか? わかろうとしてくれないくせに 丸暗記の知識だけ 評価されてどうするんだ? 舞って散った偏差値の紙吹雪 何のため勉強をするのだろう 校庭から太陽は 眩(まぶ)しくて見えない そう誰も不満なんて言わずに 終業ベルまでちゃんと座ってるのに 教室を抜け出したと言うのか? 大人たちから支配された 時間通りのレールの上 競わされながら走り続けて 終着駅はどこにあるのだろう? 僕が何に切れたか?なんて 想像さえもつかないはずだ 名前じゃなく番号で 呼ばれるってどういうこと? 感情がなくなれば 推薦してもらえる 冗談じゃない 全部 破って捨てよう 大人たちには指示されない 自分の道は自分で決める ペーパーテストで採点されて 正解率で順位つけられても… 僕が何を考えてるか? わかろうとしてくれないくせに 丸暗記の知識だけ 評価されてどうするんだ? 背中 向けて もう帰ろう