憂鬱な雨が窓を叩いて あなたのことを思い出させる 眠れぬ夜にはショパンのピアノが 似合うと教えてくれたわ ミルクを多めに入れたカフェオレ 厚手のカップ 手の平の中 どうにもならない涙の迷路に 一人で佇む私よ 悲しいことばかりが 愛した深さになる 恋など二人の感違い行き違い MAY SICK 頰づえついた丸いテーブル 時計の針をなぞってた指 忘れるためには思い出以上の 時間がかかると聞いたわ あの頃二人 もっと上手に 信じ合えたら やさしくなれた 今さら言っても仕方がないけど 唇 噛んでる 私よ 机のフォトグラフの あなたは微笑んでる 恋など 二人の感違い行き違い MAY SICK