昨日と違う空の色 夕闇の心地よさ 思う事は一つさ 世の中の人達は 自由を蔑ろにしている なんて悲しい事だ 何も考えずにただ 傷つく事ばかりして 余計な心配をしてる そんな必要ないのに かんかん照りの太陽 誰かの笑い声 緑に包まれながら 夢見た光の世界 陽だまりがくれる温もり とても優しいものだった あの時の風の匂い 忘れてしまっていた 雲の行く先が気になって 追いかけてしまった 僕をその汽車に 乗せておくれよ 忙しい毎日で何も感じれなくなった 坂の向こうの夕陽を ぼんやり眺めて思う この長い時間の中 風に流れてゆくだけ 汽車の窓から見える 街を眺めながら 古い時計に目をやって それが遅れていても 気にする必要は無いさ 今更無駄な事だ 橋を渡り終える度に 何かが変わるなんて 理由の無い発想は なんて馬鹿げているんだ その憧れに何度も 空を見上げただろう 近くに親しい友は居ない 大事なものさえ"今"は無い ありのままの僕は 一人でいる方が良い 道を見つけるため あちこち漂い続けたんだ どれくらい歩けば その答えに辿り着けるのか 僕をその汽車に 乗せておくれよ 忙しい毎日で何も感じれなくなった 坂の向こうの夕陽を ぼんやり眺めて思う この長い時間の中 風に流れてゆくだけ 風向きなんて気にして 歩く必要はないさ 流行(はやり)に踊らされて 自分を見失うより 迷ってでも良いから 勝手気ままに生きたい そう思えたら心の霧は 綺麗に晴れていった 誰にも分からない それだけが大事なもの