窓をたたき胸を濡らす 突然の夕立ち セピア色に煙る街に あなた探すの 明かり落とし腕に抱かれ よく聴いたバラード 雨宿りのこの店に 流れてる 二人の日々は 途切れたけれど 私の愛は 生きているわ 雨が止んでもひとりきり あなたに逢えない 恋しい気持ちが 募るだけ いっそこのまま雨の中 びしょぬれになって 心の炎を しずめたい < ♪♪♪ > ささやき合う恋人達 ぼんやり眺めれば やり場のない孤独がまた 深くなってく 頬に触れてやさしい目で どこへも行かないと 言ってくれたあの季節 遠すぎる 後ろ姿のよく似た人を ふと気が付けば見つめていた 雨に打たれてひとりきり 涙が滲んで 帰り道さえも わからない きっとこのまま夜になり さまよい続ける あなたのぬくもり 消えるまで だからこのまま雨の中 びしょぬれになって 心の炎をしずめたい