テレビを消して 月灯りに潜って 端から考える ただただ静かに 一秒ごとの針の悲鳴に 痛んだ胸の内 未来を偲んだ 説き伏せないで 私よ、私 居なくならないで 頭は 言葉じゃ数を 要する程に 散らかっていて ほっとしたんだ 本当だとしたら 白々しいよ 優しさも正しさも 歯がゆくて奇妙で どうせ誤解が 生まれるならと 言い訳を止めた 私は 誰かが描いた 枠の中にもう 閉じこもっていて 情けなくなるなあ 説き伏せないで 私よ、私 居なくならないで 頭が まとまんなくて 唄になんなくて どうしようもなく 悔しくなるなあ