反抗期の悲鳴にも似た 曖昧でじれったい感情 確かな理由なんてないけど この場所にはいたくない この空しさは何処から来て 何処に行く 悲しみとはまた少しだけ違う 心に開いた穴を吹き抜ける風が 冷たくて キリキリと痛む 幸せのあてはないけど どこか遠くへ行きたかった 満たされぬ想いが 幾重にも重なり 駆け抜ける まるで生き急ぐかのように 闇の底 光の頂上 善と悪が同居する心 綺麗事では 隠しきれない 弱さを誰もが持ってる もしも願い事か一つ叶うとして 思い通りの世界を手にしても またすぐに何かが足りないと嘆いて ここじゃない何処かに 想いを馳せるんだ 霧の向こうにあるのが 夢見た世界なのだろうか 本当の勇気とはそこに行く事なの? 辿り着くことで悲しみは 消え去るの? <♪> なんとなくの中で 確かなものに出会う 足元に咲く一輪の花 その場所で 深く根をはる 幸せのあてはないけど どこか遠くへ行きたかった 満たされぬ想いが 幾重にも重なり 駆け抜ける 駆け抜けて わかったこと僕は何処まで行っても 僕でしかないということ いわゆる一つの 諦めにも似た 決意で生きてゆく 命ある限り