泣いてばかりいたあの頃 傍に居てくれたのはあなた 不器用に慰めようと おどけて見せていたね 不機嫌な私は構わないでよとか もっとひどい言葉投げつけたり 八つ当たりばかりしていたけど 本当はとても嬉しかったの ごめんね私素直に出来なくて ありがとうと言いたくて言えなくて 仔猫みたいに我儘で あなた困らせてばかりいたね あれから私も大人になって 優しくするのも覚えた だから疲れた顔のあなたの傍に 今度は私が居ていいかな ぬくもり欲しい淋しい夜には 私を抱けばいいじゃない 仔猫みたいに甘えて あなたを温めてあげる 泣きたいほどに惨めな夜は 私が抱きしめてあげる 仔猫みたいにじゃれついて あなたの涙拭いてあげる 仔猫みたいに甘えて あなたの傍に居たいから
