雨に濡れた通り道 灯りがともる 看板の下 疲れた心にそっと沁みる 「おかえりなさい」のその声 スナックあさは 今日もここに 誰かの涙 そっと受けとめて 笑顔を咲かせる グラスの中に あたたかい町の 灯りが揺れる 働きづめの帰り道で 寄り道したら ほっとする 歌声が 流れ出したら 昔話も ほぐれてく スナックあさは 心の駅 ひとりじゃないと 教えてくれる 見えない想いを そっとつなげる 地域の夢を 守ってる場所 スナック麻よ 変わらぬままで この町の声に 寄り添っていて 今日も誰かが 明日を信じて 笑顔で帰る あの灯りへ…