白紙の経路に覚めない無邪気さと 色褪せた地図をなぞって描き出す 星図 未開の大地に踏み出す勇気と 諦めた全部を拾って走り出していく 「いつも通り」で埋まった予定帳に 隠していた絵空を見たい 不恰好だって止まれない進めるなら それでいい 終わらない旅の跡を忘れない音で 飾ろう 夜明けはまだ僕らを待ってる 宛てのない闇の中を途切れない歌で 照らそう 向かう果てには光が待ってる 歩ける?なら、行こうか 向かい風のアスファルト 空は忽ちコバルト 依然変わらぬビハインド 追いかけてる忘れていた滾りと 無限の紙芝居を真白に描く線を 思い出した軌道を走り抜けて行く 夢理想で終わった四月の街 探していた「いつか」がここに 出遅れてはぐれても 始まったんだよな なら、 これでいい 突き刺さる雨の道も燃えるような 瞳で焦がそう 視線はまだ遥かを跳ねてる 絶え間ない風の中を振り 落とされずに進もう 雲の果てには晴れ間が待ってる 聞こえる?なら、行こうか 恥のない 旅なんてもの有りはしないはずさ 見ろよ 空の果てには未来が待ってる 終わらない旅の朝を伝えたい詩で 飾ろう 答えはいま僕らの手にある 何もない回り道も離れないで 共に行こう 君と僕には明日が待ってる 歩ける? なら、行こうか