たぶん 気づいてる頃 最初のコールだけで 僕がかけていること だってきみはエスパー 鈍い痛みがずっと 駆ける この日々ごと 束の間 忘れに出掛けよう 待ち合わせは あのダイナーで 偽物の月が浮かぶ天井の下で 今夜未来は読まないでエスパー その日暮らしのロマンといよう 夕闇の中 星になりかけた タクシーを今 捕まえて飛び乗って ふいに瞬きする 僕たちの摩天楼 なんてささいな人生 だから煩わしい だからかけがえない こんな矛盾がスパイス ガラスのドア その向こう側 手を振り返すきみも奇跡のひとつだ 絡まる胸を責めないでエスパー やぶれかぶれの心といよう 赤いソファに 咲かせてる会話 耳を澄ませて キャンドルが背を伸ばす いつか居た 寂しい場所には 今はいない それだけが全て 今夜未来は読まないでエスパー その日暮らしのロマンといよう 明日が今日に変わってく間 歩き始めた ときめきに寄り添って