砂をはらい笑う君の 記憶は水平線のよう 届きそうで果てない彼方 波の音重なって残っている 今日からはもう君のことを 考えなくてもいいだなんて そんな心のコンバート未だ 切り替われないままで 二人揃えたピアスとマグカップ 赤く記したカレンダー 全部まとめて今までのことに さよならを言わなきゃな 月夜が恋を溶かしてく 二人の影を残して もっとちゃんとあの時ぎゅっと が止まらない日々が ずっと続いてく 月夜が恋を溶かしてく どうか醒めぬ夢のままで いてほしいよそばにいてよ って空っぽになっていく夜空を 眺めていた かたちのない優しさより 目に見える愛を求めていた 近すぎていた僕の言葉が 君を遠ざけてしまったかな ひとりのベッドでまだ残る 右腕に寝かしてた感触の 抱いたこのぬくもりは いつ離れてくれるのだろう 月夜が恋を溶かしてく 二人の影を残して もっとちゃんとあの時ぎゅっと が止まらない日々が ずっと続いてく 0時を回ったその時 これまでを全部消し去って くれるような魔法がほしいよ って空っぽになってく夜空に 祈っていた