見送ってきた時間の葬列 スキップ出来ないタイプの予告編 虚偽のムーブメント 手長猿に肩を抱かれて 添い遂げる尻の軽さは水素と 同様かそれ以上さ そのまま空へ導かれて対流圏内から 成層圏までいけたらいいよね 迎合する手品師の見苦しさ まだ帰りたくないグルーピーたち 朝まで踊ればさすがに少しは疲れて 何かに気付くかい? 朝焼けに目玉を焼かれてほしい 間を嫌って一歩引いたところで 着いた決着から地獄の匂いがする、 地獄の匂いがする 機を逃したのに一歩押したところで 着いた決着から 地獄の匂いがする、 地獄の匂いがする 偉そうな招待客が書き連ねた 芳名帳は塗り潰して 誰も彼も其処彼処で 新しい名前をちゃんと保って 退屈な会話の終着点 未だ見ぬ未来のその向こう側まで 公共交通機関を乗り継ぎ 僻地の駅まで 罠を張って一手受けたところで 詰んだ対局から 地獄の匂いがする、 地獄の匂いがする 奇を衒って一手打ったところで 詰んだ対局から地獄の匂いがする、 地獄の匂いがする 欲をかいて多く取ったところで 醒めた夢の跡から 地獄の匂いがする、 地獄の匂いがする 蹴っ飛ばして全て捨てたところで 醒めた夢の跡から 地獄の匂いがする、 地獄の匂いがする