いつから変っていたの あなたの心の色は 世界中で誰よりも 可愛いと抱いてくれたのに 虚しく受話器の中で 居留守のコールがひびく うぬぼれずに受けとめて それは私からのさよなら ねえ海のそばのあの赤電話よ 愛の芽生え伝えた時は すぐにあなたとんで来たっけ 服のままで泳ぎながら 口づけを交わした 波にもぐったあなたを探し 思わず叫んでいたわ あなたが好き お願いよマリンブルーに溶けないで すべてが終わった今も どうして想い出すのよ 二人だけの砂浜で そっと消したファーストネーム ねえ海の中でねえ生きてみたい 魚たちとたわむれながら あなたなんか忘れてしまう 桜色の貝になって 秘やかに息づく 波がやさしく身体をひやし すべてが消えて行くけど あなたへの愛だけは マリンブルーに溶けないで