あの日 君は そっと夜に消えた 冷たい風に 名前を呼んでも 届かない声が 闇に溶けていく ひとりぼっちの 足跡だけ残して 街の灯りに 映る面影 ポスターの隅に 滲む涙 目撃のたびに 駆け出しては 君の温もり 探してた どこにいるの? 寒くないの? 一度も外を知らない君が 戻る確率 もう5%未満 でも信じてた いつか会えると 運命がほら 手を引いて 奇跡のように 君に届いた 震える体を 抱きしめながら 「おかえり」と ただ泣いた 毎日通った あの公園も 声を殺した 夜の涙も すべてが今 この瞬間のために 繋がっていたんだ どこにいるの? 寒くないの? ずっと想っていたんだよ 戻る確率 もう5%未満 でも信じてた ここにいること 運命がほら 手を引いて 奇跡のように 君に届いた 震える体を 抱きしめながら 「おかえり」と ただ泣いた もう離さないよ もう迷わせない この腕の中で ずっと一緒に 帰ろう 二人の場所へ