Snow World

歌詞

吹きつける雪が 胸を締めつける 零下の夜に 涙が凍るの 君のぬくもり どこにもなくて 白い世界だけが 私を締めつける 氷のような風が 頬を打って 震える指先で マフラーを寄せる 街灯の下で 舞う粉雪が あの日の笑顔まで 覆い隠していく 凍えた声が 空へ消えて 言えなかった想いだけ 残った 白い息ごと 君を呼んでも 冬の静けさだけが 返事してくる 寒い夜の音が 胸を締めつけて 凍えた片想いが まだ溶けないまま 吹きつける雪が 胸を締めつける 零下の夜に 涙が凍るの 君のぬくもり どこにもなくて 白い世界だけが 私を締めつける 窓ガラス越し 白い息が散って ひとりの部屋に 冷気だけ落ちる 送れないメッセージが増えて 凍る指先が 震えて止まらない 深夜の道は 雪が積もって 足跡だけが 過去をなぞっていく 踏み出したくても 動けないまま 冬の闇だけが 私を抱きしめた 零下の風が吹いて 心の奥まで冷えて 忘れたい願いほど 白く濁って消えないの 吹きつける雪が 胸を締めつける 零下の夜に 涙が凍るの 君のぬくもり どこにもなくて 白い世界だけが 私を締めつける 雪に流れて 記憶が揺れて 名前呼ぶたび 痛みが増えて ひとりの冬を 越えられたなら 少しでいいから 光がほしい