さびしいひとねって言われた それだけが救いの様だった あの少女も今は誰かと 友達になっているのかな 見えない人と目を合わせた はぐらかすのはそっちの方で 可笑しい人と思って過ぎたら そっくりそのまま返された あの少女たちには おまじないがかかってたの いつ忘れてしまったのかしら いつものように向かう 帰路で思ったことは 誰にも言わないで やり直しがきかないことばも 特に気にも留めず崩れそう 傾けた指の頬を撫でたら さかむけで少し傷んでた あの少女たちには おまじないがかかってたの すぐそこまでって思っていた あの少女たちは 暗がりに手を伸ばしてた 昨日のことみたいに分かる 生き急ぐ街で 見つけてしまったものは 誰にも言わないで