見上げた空なら 遥か彼方 飛べない理由は 翼じゃない ひたすら碧くて 風の匂い 少し眩しすぎたのかな 積み上げてきた夢の残響 まだ胸の奥 鳴り続ける 苦しくないわけはないけど なぜ今日も 見上げてしまうのでしょう こんなに鼓動が高鳴るのでしょう 心の 心の声に耳をすませば 響く 黎明の歌 目指した場所なら 遥か彼方 羽を休めたら また進もう ひとひら ひとひら 折り重ねて いつか 本当に輝く私になる 真っ暗な夜がきて 何も見えなくなったら 大丈夫 もう一度耳をすまして 飛びたいと呼ぶ声が 急かすような羽ばたきが 聞こえるなら 鼓動が高鳴る場所を目指して 飛べなかったのは 目を逸らして 膝を抱えてた 自分だった また今日も見上げて 羽を開こう こんなに鼓動が高鳴るから 迷いや不安も 全部背中に乗せて 夜明けを告げる歌 いくつも いくつも 大きな壁を越えて 響く 黎明の歌