夏の声終わりを告げてゆく 一度限りのこの夏を君が描いてゆく 目まぐるしく変わっていくそんな 毎日に キラキラしすぎている画面の中に 疲れてしまった取り 憑かれてしまった ノンフィクションこれが 夏のストーリー 線香花火、淡い君との思い出 セミの音、半袖半パン駆けた日々 汗ばんだ気持ちなにか 忘れてたようだ 歳をとる度に離れてく 大概曖昧な巡り合い 感情は抑えれない By my side会いたいそんな気持ちも 素直に伝えたい 夏の声終わりを告げていく たった数月のこの一瞬が 恋しくなってしまったんだ 覚めないで一度限りのこの夏よ いつかはこの暑さもきえちゃうから 延長戦なんてないのにごねて泣いて 水風船の雫に紛れてった 夏夜に風鈴ソーダを添えて あの夏を見せてよ 二度はないけど 日は眠って暗がり残暑 物思いにふけてみる いる?まだみる? 夏の続きってやつを いつしか知る大人の事情も 夏バテと共に忘れて 夏の声終わりを告げてゆく たった数月のこの一瞬は もう戻らないんでしょ それでもいいだからいつかこの夏を 思い出してやってあげないとね 嫌気が差すような長い昼と短い夜 誰も彼もが恋焦がれた 寄り返す波が僕らを攫った 開いて咲いたあの花火は いつかの夏を映し出していた 夏の声終わりを告げてゆく たった数月のこの一瞬は 恋しくなってしまったよ いつかまた出会えると信じては あの日を浮かべて 夏を待っている