昔ならきっと何があったって アンタのとこまで 会いに行ったでしょう これを成長と呼ぶのならアタシ やっぱり大人にならなくていい このままじゃきっと アンタ居なくなる 自分が許せないほどもう悔やんでる 涙傘ララバイ 今日は一人で帰るわ 降りしきる雨に隠れただ泣きました どうか知らない誰かさんには アタシみたいに 濡らさないように包んであげてね 誰かがアンタを笑ってもアタシ 支えていける自信があったわ これを執着と呼ばれてもアタシ 過去まで否定したくない 本音なら尚更言えないよ どうしたってアンタの方が上だから 涙傘ララバイ 今日は誰かに譲るわ 曖昧で下手な嘘にただうなずいた どうか知らずに済むように 上手く誤魔化して 見かけないように下を向いて 歩くから その辺の女を好きになんて させないで 誰にでも優しくするアンタが嫌いよ ちっぽけなアタシだから明日が怖い お別れを選んだはずなのに 涙傘ララバイ あゝもう全部これっきり 誇れるものなんて 何一つ無かったけど 誰よりもアンタを 愛したのはアタシよ 人は皆恋をせずには 生きていけないの