桜咲く 舞い落ちる 何も無い ぼくの手の上 儚くて 優しくて 壊れそう きみみたいな花 〈♪〉 いつもの改札を 擦り抜けていくあの子はそう 輝く目をして 毎日何か掴み取っていくんだ ぼくはと言えば 何もない毎日繰り返して 冷えた心持ってさ 花開く瞬間探して目を閉じる 桜咲く 舞い落ちる 何も無い ぼくの手の上 儚くて 優しくて 壊れそう きみみたいな花 〈♪〉 汚れたスパイクなら 心の奥に仕舞い込んだ 「これでいいんだよ」と 過ぎいく春の逃げ道 探してるんだろう 〈♪〉 無くして 諦めたボール 見つけてくれたのは きみでした 春が来る 咲き誇る グランドが 風に揺れる 踏みしめて 泣き出した 溢れそう きみみたいな花 此処に在る 忘れ物 取りに来た ぼくの手の上 儚くて 優しくて 壊れそう きみみたいな花