赤い夕映(ゆうば)え 通天閣も 染(そ)めて燃えてる 夕陽ヶ丘よ 娘なりゃこそ 意地かけまする 花も茜(あかね)の 夾竹桃(きょうちくとう) がたろ横丁で 行き暮れ泣いて ここが思案(しあん)の 合縁奇縁(あいえんきえん) おなごなりゃこそ 願(がん)かけまする 恋の思案の 法善寺(ほうぜんじ) 坂田三吉 端歩(はしふ)もついた 銀が泣いてる 勝負師気質(かたぎ) めおとなりゃこそ 世話かけまする おれも泣いてる 胸のうち 夕は夕凪(なぎ) 夕凪千鳥 鴎啼(かもめな)け啼け 大阪ぐらし 男なりゃこそ 夢かけまする 明日の才覚(さいかく) 土性(どしょう)っ骨(ぽね)