まるで 標さえない 渇いた砂漠を歩く みんな小さな戦士 どこまでゆくのだろう 与えることを惜しんで 欲しがってばかりいる 感じることも捨てながら いたずらに傷つけあって 水をください 涙でいいから 割れた大地を潤すの 争いならば いらない 名もなき小さな花も 冷たい雨に打たれて いつしか 咲くことさえ やるせなくなるのでしょうか 風に負けまいとして 折れてしまう花もある あなたは たとえうなだれても また しなやかに伸びてほしい 水をください あなたも気付いているなら 信じる心に きっと 鮮やかな花は咲くから 水をください 渇ききってしまう前に 声を殺して泣いてる いのちを潤すの 水をください 涙でいいから 誰の胸にも 枯れない鮮やかな花があるはず